【書籍】人生の転機に不安になったときに読むべき本:トランジション ――人生の転機を活かすために
こんにちわ、大久保です。
近年、変化の大きな時代といわれています。
個人レベルの変化としても失恋や結婚、転職、引越しなどが変化・転機となることがあります。
変化は、次のステップに行くために必要なものでありますが、受け入れ難かったり、不安になったり、逆にドキドキしたり、嬉しくなったりすることも多いです。
今回はそんな変化を迎えるであろう方に、書籍「トランジション ――人生の転機を活かすために 」を紹介します。
この本は人生の転機に起こる自信の変化を明らかにして、次のステップに速やかに進めるのを助けてくれます。
著者はこう述べています。
「人は跳び上がる前に、かがまねばならないのだ。このような旅はまた、たった一人で行くしかない。」
[ amazonの概要より引用 ]
この本の概要
- 人生の転機またはちょっとした変化が来ている人のために書かれた本です。
(※哲学的で若干難しめの本で「ピンチはチャンス!」のような明るい本ではないので、すでに転機に打ちのめされ落ち込んでいる人向けでなく、どちらかというとこれから転機を迎える人向けです。) - 解決策が書かれているわけではなく、転機に対する内面変化について書かれている本であるため、最終的な解決策は読者に任されているが、立ち止まって考えることの重要性が書かれています。
トランジションの意味
トランジションとは、「移行」「変化」「過度」の意味であり、ある段階から次の段階へと移行する時期をさすことが多いです。 人事領域においては、キャリア発達の過程で注目され、人に大きな変化をもたらす重大な局面(クライシス)であると同時に、それまでの経験を見直し、新しい選択肢や変化をもたらす転機でもあるとされています。
[ 人材育成・研修・マネジメント用語集(リクルート)より引用 ]
裏表紙のチェックリスト
本書で解決ポイントをまとめているとすると、書籍の裏表紙に答えのように5つのチェックリストが書かれています。
- 焦らない
- 「ともかく何かしなくちゃ」という気持ちで行動しない
- 些細なことでも、自分のやり方を大事にする
- 変化の良い面と悪い面の両方に配慮する
- 話し相手を見つける
まとめると「変化が来ても焦るな、冷静でいろ」ということが言えるのかなと思います。
まとめ・感想
大きな変化とは徳政令のようなもので、それまでの負債(ミスや葛藤を含め)を水に流すタイミングなのかなと思います。歴史的には、大政奉還、明治維新、農地改革のようなもので、当事者は当然違和感がついてまわったり、居心地の悪さを感じることだと思います。現代なら成人式のような再スタートするイベントのようなものなのかなと思います。
個人的に変化への対応方法は次の4つではないかなと思いました。
- 変化ポイントを分析する
- 変化にあわせて目標設定・ビジョンを作り直す
- 乗り越えてきた人に話を聞いてみる
- 美味しいものを食べて風呂に入って、早めに寝る
以上
大久保建佑